松戸市・市川市の魅力や情報を発信していく、地域通信。
こんにちは。松戸市に本社を構える宮大工集団、工匠の広報担当です。
皆さんは、「ごみ」についてどのくらい意識して生活していますか?
私たちは、普段からごみの分別を毎日ちゃんとして、食べ物を捨てることのないよう量を考えて料理。子供には、どのように食べものが食卓へ来るのかを話し、「残さずに食べよう!」と食育して過ごしています。
スーパーで買い物をしていると、店内では「手前取り運動」に協力を!とか、「一人ごはん一杯分を毎日捨てている」とか流れていてドキッとします。毎日の生活リズムで使いきれそうなもの、牛乳、パン、たまご、ヨーグルトなんかは自信をもって手前取り!!でもちょっとこれは…買うけどすぐには全部使いきれないなって思ったら期限を確認。できる事に取り組んで食品ロスを減らす努力をしています。それでも、まだまだ世界は良くならない。分別を勘違いしていて間違ってしまうこともあります。大きなごみや素材のわからないものや地域によってさまざまなルールがあり、電池系もスプレー缶も難しい。でも頑張って調べて正しく処分するようにしています。
そんなふうに日々家庭ごみを減らす努力をしても、どうしたって増えていくものありますよね。どんどんサイズアウトしていく子供たちの服や靴。服ならまだ大きめサイズを購入して長く着たり、兄弟、親戚、お友達に回したり、フリマアプリ等で売ることもできるかもしれません。でも靴となるとそれも難しいです。状態としてはまだ履けるんです。靴ですから大きめ購入もなかなか無理で…、そしてあっという間にサイズアウトします😢
「大きくなったね」って思う反面、いったい何足買うんだ?と考えてしまいます。
スニーカーだけではないですよね。上履きも毎年買ってる!!買うのは楽しみもあるが、捨てるのはなんだか惜しく、難しい。でも知り合いの子にとなると、「ほぼ履かなかったよ」くらいの綺麗さでないとかな?なんて、未熟な私は考えてしまうのです。
という訳で、下駄箱のこやしだったスニーカーや体育館履きを出してみて、数足。まだ履ける!と思っていたけど、何もしないで放っておとくと劣化していたりするものもあります。
まだ綺麗なのもあるけど、仕方ないので処分を決意。とりあえず一度、『松戸市␣靴␣捨てかた』で検索してみました。すると松戸市のHP内、『靴・バッグ・ベルトのリユース事業』というページにたどり着きました。
『回収ボックスに入れられたものは主に海外で再使用(リユース)されます。
まだ使える靴・バッグ・ベルトがありましたら、ぜひこちらの回収ボックスをご利用ください。』
と書かれています。
回収ボックス?どこ?市役所に平日行くのはやっぱりちょっと…と思って読み進めると、市内の市民センター、スポーツ施設など結構多くの場所に設置されていることが分かりました。普段、出入りしている近くのスポーツセンターにもある!!まったく気が付かずに前を通り過ぎていたんだなと思いました。皆さんは利用、もしくは目にしたことがあったでしょうか。
市が取り組んでいて、しかも簡単に回収してくれる。役立ててもらえるのなら罪悪感なく、靴に「行ってらっしゃい」ってできます。これしかない!
使ってもらうためのリユース品ですから、汚れのひどいもの痛みの激しいも、ペアでないものなどはだめですよ。この取り組みは、温暖な地域へ届けられるということもあり、長靴、ブーツもここでは回収しないようです。詳しくはHPで確認できます。リュックやショルダーバッグも回収してくれます。
※回収できないものもあるので必ず確認を!
リユース品回収ボックスの隣には「食品回収ボックス」も設置されていました。松戸市の色々な取り組みが見えてきます。
(画像:松戸市運動公園 受付ロビー)
お隣の市川市ではもちろん、おそらく全国的に各自治体が盛んに取り組んでいる『3R(スリーアール)』という活動があります。日本で提唱されてもう20年以上たつのでしょうか。この名称はともかくとしても、かなり浸透している考え方ですね。
「3R」とは、ごみを減らすために大切な行動を示していて頭文字3つをとっています。
Reduce(リデュース)・ごみを減らすこと。
→不必要なものは買わない。
マイバッグ、マイボトル、マイカップ、マイ箸の持参。
雑がみの分別で可燃ごみを減らす。
Reuse(リユース)・再使用
→必要としている人に譲る。
リユースショップやフリーマーケットを利用する。
Recycle(リサイクル)・再生利用
→リサイクルするプラスチック、資源ごみ(ビン類・缶類、紙類・布類)は、きちんと分別する。
使用済小型家電回収ボックスや、使用済食用油の回収を活用する。
今回の靴回収この中のReuse(リユース)です。サイズアウトしたまだまだ履ける靴。丁寧に左右をペアにして袋へ入れて、いつもの体育館へ行ったときに箱へ。いいですよね。正しく海外へ渡り、必要としてくれる人のもとへ届いたら。
その他にも松戸市は、環境と福祉を連携させた活動があります。粗大ごみとして回収されたけどまだまだ使用できるものを障害者就労施設へ譲渡。清掃・修繕を行い販売するのです。見違えるほどきれい生まれ変わったリユース品は販売されて必要としている人へ渡ります。販売利益は施設利用者の工賃となります。「リユース工房くりんくる」では販売イベントが開催されます。また、ジモティ-と連携し出品販売を行っていますよ。新品よりもお得に購入できますから、嬉しい出会いがあるかもしれません。
最初に触れた、食品ロスを減らす対策の中には「30・10運動(サンマルイチマルうんどう)」というのがあります。こちらもご存じで実践されてる方も多いでしょうか?
会食等の開始後30分と終了10分は料理をしっかり楽しむというもので、食べ残しを減らそうとするものです。たしかに、美味しい料理が並んでいても、お酒と話に夢中で食べ終わらずに時間になっちゃうことありますよね。幹事さんは会食の時間を見ながら「おいしく食事を楽しみましょう!!」などと声掛けをしてくださいね。
分別、リサイクル、再利用。どうしたらいいかわからない事も多くて、忙しいと後回しになります。でも、松戸市の取り組みのを知ればそんなに大変ではないとわかります。今やっている自分なりのエコ活動に、まだちょっと付け加えることが出来そうです。意識が変われば未来が変わる。と、ちゃんと信じて行動しなければと思います。
千葉県の松戸市、市川市を中心にお仕事させていただき、このエリアで暮らすご家族が、もっと幸せに暮らせるお手伝いや地域活性のきっかけになればと想い、スタートしました。
また、エリア外から弊社ホームページを見て頂いた方が、松戸市や市川市を少しでも知っていただく機会になればと思っております。
今までの地域通信も是非!!☞WEBマガジン 松戸市・市川市
古民家再生を行い、私たちらしい暮らしを叶えたい。
他社で診てもらったら「建て替えた方が」と勧められたが、本当にそうなのか?
予算や間取りなど相談したい。