松戸市、市川市、宮大工が手掛ける古民家再生・注文住宅の工匠です。
皆さんこんにちは。
松戸市に本社を構える工匠の打合せ室にはショーケース付きの収納があります。
収納には、打合せの際に使用する資料が入っていますが、上部はショーケースになっており、大工道具のコレクションが並んでいます。今回は、その中に先日収まった鉋刃をご紹介。
専務が事務所で大きな鉋の刃を磨いていました。
「圭三郎の刃あるから飾る?って社長にきいたらさ、
『おうっ。じゃあ木箱も作って飾っといて。』
だってさ。まったく、簡単にさらっと言うよね。」
という訳で、ピタリと収まる素敵な木箱もありました。
主張しすぎないのに、飾るにはあった方が絶対に見栄えがいい!そして、工匠のショーケースの中でまったく違和感もない。というものを専務は本当にさくっと作る方なのです。社長のさっらっとした依頼をさらっとこなす専務。
その一言二言が穏やかで、ちょっとおもしろくて、平和な工匠の一場面であったりします。
「圭三郎」というのは、鍛冶職人の内橋圭介さんが、自身の手掛ける鉋刃の銘にしているものです。「圭三郎」は大変すばらしい刃物で、切れ味はもちろん仕上がりも美しいと日本全国でも評価が高いものとなっています。
内橋圭介さんは、一つ一つの妥協のない刃物を打ち出す鍛冶職人ですので、市場への出回りは多くありません。求めるのものがいつでも簡単に手に入ることは少なく、品切れの場合は納期に時間がかかるようです。
まだお若い内橋さんは、これからの鍛冶屋を牽引していくであろう志し高い職人のお一人です。
工匠のショーケースに並べられる専務の鉋刃は「圭三郎」5寸5分(16.6㎝程度)、スウェーデン鋼のものです。けっこう大きいです。
こめろうで丁寧に手入れをし木箱へ。そしてショーケースの中に素敵に収まりました。打合せに来ていただく方々に見ていただけたらと思います。
大工道具の事をしらなくても、ショーケースに並んでいる道具をみると、作り手の信念のようなものが伝わって迫力を感じます。松戸市の工匠へお越しの際は、是非ショーケースを覗いてみてください。
松戸市に本社工場を構える工匠の打合せ室ショーケースより鉋刃のご紹介でした。
この打合せ室は、お客様の想いをたくさん聞かせいただける所、そして、それを叶えるための場所であればいいなといつも思っています。
古民家再生、注文住宅をご検討の皆様、ここでお打合せできることを楽しみにお待ちしております。
古民家再生を行い、私たちらしい暮らしを叶えたい。
他社で診てもらったら「建て替えた方が」と勧められたが、本当にそうなのか?
予算や間取りなど相談したい。