
松戸市、市川市、宮大工が手掛ける古民家再生・注文住宅の工匠です。
皆様こんにちは。
この畑では、部長が一年を通して、いろいろな野菜を育てています。休耕させて土をつくるところから、種や苗を植えて収穫するまで、日々表情を変える「工匠ファーム」の様子を、いつもとっても楽しみに撮影しています。どんな野菜も、発芽したときや花を咲かせたときは、本当にわくわくしますね。
「ep1 春菊」「ep2 にんにく」「ep3 きゅうり」「ep4 小松菜」に続く、今回の畑レポートは「なす」です!
なすは、農家さんがビニールハウスなどで一年中栽培してくれているので、いつでも店頭で手に入る身近な野菜です。ですが、工匠ファームは自然まかせの環境下です。季節に従って野菜を選び育てます。 近年、必ずと言っていいほど猛暑・酷暑となる夏の間、なすはどのような成長をみせてくれるでしょうか?
過去のブログ「工匠ファーム」シリーズはこちら↓

実は「なす」って、子どもの嫌いな野菜の上位なんだそうです。 独特のくにゃっとした食感や、口に残る硬い皮、子どもたちが敏感に察知するアクやえぐみが原因のようです。
でも、学校の給食メニューには上手に組み込まれているみたいで、「家では食べないのに、給食なら残さず食べられる!」というお話もよく聞きます。栄養士の先生、お友達、担任の先生など、給食に携わる皆様のおかげですね。ちょっとくらい苦手でも食べられちゃう、そんな不思議な力が教室にはあるのかもしれません。本当に感謝ですね!
なすは90%以上が水分でできています。しかし、残りの10%には嬉しい栄養素がぎゅっと詰まっています。
| ナスニン | ブルーベリーでおなじみの色素成分「アントシアニン」の一種。目の疲れを和らげ、視力をサポート。ポリフェノールの一種でもあり、抗酸化作用も持つ。 |
| コリンエステル |
自律神経の働きを調整し、血圧を抑える働きがあることが分かってきた。リラックス効果や睡眠サポートもしてくれる。他の野菜に比べて圧倒的に多く含まれている。 |
| カリウム |
利尿作用で、むくみや高血圧の原因である過剰な塩分を体外に排出する。体内のバランス調整! |
大人には魅力的で必要な栄養素が豊富なんです。すごく食べたくなりませんか?

リーズナブルでアレンジも豊富、柔らかくてシニア世代にも優しいなす。大人になるとその魅力がよく分かりますよね。大人にこそ必要な栄養素が豊富なので、お話を書いていたら、なんだかすごく食べたくなってきませんか?
ちなみに、初夢に出てくると縁起が良いとされる「一富士 二鷹 三茄子(いちふじ にたか さんなすび)」という言葉。これは江戸幕府の初代将軍・徳川家康が大好物だったものを並べたものだそうです。家康公はかなりのなす好きだったのですね(私は夢に見たことはないですけれど…(笑))。
次第に暑くなる季節、どのような成長をみせてくれるのでしょうか。
▼2025年5月12日
なすの苗です。部長初の試みで、マルチフィルムを使用しています。土の湿度を適度に保ち、雑草を抑える強い味方です。

▼2025年5月27日
支柱を立てて、成長に期待です。

▼2025年6月4日
土砂降りの翌日で、葉を数枚落としました。でもつぼみがしっかりできています!
▼2025年6月11日
梅雨に入りました。綺麗なうす紫色の花が咲きました。

▼2025年6月17日
6月だけど、日差しは強く暑い日。なすは暑さに強いので元気です。

▼2025年6月20日
小さい小さい実がつきました。ヘタと実がアンバランスでかわいい!

▼2025年6月23日
夏野菜は、たった3日間ですごい成長。かわいい実がいっぱいです。

▼2025年6月24日
暑さの中でぐんぐん育っていきます。

▼2025年6月27日
初収穫です!すごいスピードで育ちました!!

▼色は深い紫。艶もあって、いい感じです✨

▼2025年7月7日
酷暑の中で頑張っています。毎日収穫!

▼2025年7月16日
台風接近の影響で雨と風の繰り返し。それでもたくましく立ち続けています。

▼2025年7月22日
今度は雨の降らない日照り続きです。それでも、スーッときれいな形の実。

▼2025年8月18日
お盆明け。なんだか少し太い幹になっているように感じます。

▼2025年8月25日
丈は60㎝程ですが、とっても美しい樹形。

▼2025年9月1日
9月も実をつけ続けます。秋なすです。

▼2025年9月25日
段々と小さなものから枯れていき、最後の一株に。

▼2025年10月27日
前々から計画があった資材置き場造設にむけてついに着工。遠くから最後の一枚。
これより、ひとシーズンほど休耕となります。

実はこの時、お隣で「きゅうり」も同時に栽培していました。 植えてすぐの時期はきゅうりの成長スピードにびっくりしたのですが、しばらくして猛暑が続くと、きゅうりは暑さに負けて成長がゆっくりになってしまいました。
その間、なすは動じることなく落ち着いて成長し、どんどん強くなり、夏の終わりから秋口まで実をつけ続けてくれたのです。
ここで、ひとつの言葉をご紹介します。「親の意見と茄子の花は千に一つも仇(あだ)はない」
茄子は、花が咲くと必ず実をつけるため、「仇花(実をつけない無駄な花)」がない。それと同じように、親の言うことにも何一つ無駄はないんだよ、という意味のことわざです。今はあまり聞きませんね…。
なすは一つの花に雄しべと雌しべを両方持っていて、風や虫の力を借りなくても自家受粉しやすい性質があるそうです。だからこそ「仇花がない=育てやすい野菜」と言われているんですね。 近年の暑くなった関東の気候を考えると、夏の家庭菜園はきゅうりよりも、なすの方が育てやすく、収穫量も多くておすすめかもしれません
なすのおいしさを子どもたちにも分かってほしい!
・なすの塩もみ
・なすの味噌汁
・なすの油みそ
・そうめんのなす添え

稲垣部長の朝採れ野菜は、新鮮でとっても美味しいです! いただいたなすは、「浅漬け」「お味噌汁」「素揚げ」にして美味しくいただきました。油との相性も抜群ですし、さっぱり食べても最高。なすって本当に優秀です。
今回はなすのたくましい意外な一面を知ることができました。
工事の関係もありまして、いつもより長めの休耕となりそうですが、稲垣部長が次に植える野菜はなんでしょうか? また松戸市にある工匠の小さな畑から、楽しいレポートをお届けしようと思います。
「工匠ファーム Episode 6」も、ぜひ楽しみに待っていただけたら嬉しいです!
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